島日和　春夏秋冬

常夏の島のイメージがありますが、四季があります。

 

• 3月～5月頃、いわゆる「うりずん」と呼ばれる頃が春の季節です。
• 花々が咲き出し、新芽がいっせいに大地を覆います。
• ナスタチウムは早くから咲き、4月のトライアスロン大会が開催される頃は鉄砲百合が満開です。

• 5月頃から十分暑いのですが、6月中旬～下旬に梅雨が明けると本格的な夏シーズンのはじまりです。
• 一夜限りで散ってしまう花、サガリバナが咲き出すのもこの頃です。
• 蝉の声が鳴り響き、サトウキビが青々と茂ります。
• ハイビスカス、入道雲と青い空、青い海、原色の世界が広がります。
• また台風の到来もこのシーズンからです。台風が過ぎ去ると景色が一変してしまうことも。
• 一年で一番、観光客が多いシーズンです。

 
 

• 9月、日が短くなってくると徐々に涼しくなり、夜の闇が濃くなり星もきれいに見えます。
• 海はまだ暖かく10月末～11月初旬頃まで泳げます。
• 真夏より暑くないため過ごしやすいシーズンです。
• 十五夜には子供たちが手作りの獅子で舞を踊り、「シーシャガウガウ」と言いながら、町を練り歩きます。
• 寒露のころ（10月8日ごろ）季節風に乗って渡り鳥のサシバが渡ってくると秋の深まりを感じます。
• 季節風が強く吹き始めると、北風により海が荒れ、海水浴も終わりです。

• 11月～12月、季節の変わり目には雨が多くなります。
• 暑さ寒さを繰り返し、徐々に冬がやってきます。
• 入道雲は消え、空色の柔らかい光になります。
• サトウキビの穂が揺れ始め、収穫シーズンに入ります。
• 夏は日差しが強すぎて育たなかった野菜が島に溢れます。
• ミネラル豊富な島野菜の美味しさは格別です。
• 寒暖差が激しく、暖かい日は25℃ほどもありますが、まれに10℃近くまで下がる日もあります。
• 観光客が少ないシーズンですので、のんびりしたい方にはちょうど良いシーズンです。
• 雨や北風が強い日は、三線を習ったり、のんびり読書などもお勧めです。